「日本人はなぜ五時に帰れない?」古い慣習を捨てて業務効率を2倍にする方法! 海老原嗣生氏

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【目次】
00:00  1. オープニング
00:38  2. 不良品を許さない日本社会
04:36  3. 客に言われたら何でもきく
08:06  4. 努力、常識、挨拶、懇親会重視
11:37    5. 独自の行動と成果可能性の大を
14:34   6. 金星獲るより、大過の芽を摘め
18:25   7. 飲み会は上司とでなく、外注先と

 (深田)
政経プラットフォーム、ITビジネスアナリストの深田萌絵です。今回は雇用ジャーナリストの海老原嗣生(つぐお)先生にお越しいただきました。今日は「日本型二神教」との事ですが、それ一体何ですか。

(海老原)
前回は「欧米の働き方っていいように見えるけど、最終学歴と職能資格で人生がほぼ決まってしまう階級社会だよ」という話をしました。今回は日本型二神教、日本は抑圧社会でどういう構造なのかという話です。

重隅は重箱の隅、細かいことにこだわる習性、それと同調圧力ですね。
まず最初の例は、不良品が許されない日本社会。海外企業、GAPとかIKEAだったら不良品率1%ですよ。これを日本並に0.1%にしたら検品や修繕でものすごい時間と労力コストがかかるのです。でも生産量は0.9%しか増えない。これが一個目の日本型の問題ですよね。

で二つ目、キュウリが曲がっていると日本では売れない。お百姓さん、曲がらないように袋かけたりしている。勿体ないでしょう、こんな時間。

(深田)
プレゼントで送る高級イチゴとか、高級マスカットなら分かりますけど、キュウリにそこまでエネルギー注ぐ必要あるのかって話ですね。しかも曲がっている分は捨てられる。

(海老原)
三つ目、外装の箱まで傷みを嫌う。グラクソ・スミスクラインというフランスの薬会社と、元々はドイツポストだったアメリカの運送会社DHLの部長さんと自分の三人で鼎談やった時、グラクソ・スミスの人が言ったんです「薬のタブレットから薬が漏れていたらフランスでも問題になる。でも日本はタブレットがしっかりしていても、外箱が汚れているだけで返品だと言われる」と。

(深田)
箱って、外側の化粧箱ですよね。

(海老原)
そうです。さらにその時DHLの部長さんは「いや外箱ならまだ分かりますけど、製品をたくさん詰めたダンボール箱まで、日本だと端がちょっと削れていても文句言われます」と。だからうるさいお客に出荷する時、あちらでは「ジャパニーズ・クオリティで送ってね」と言うのですって(笑)。

(深田)
ジャパニーズ・クオリティ、分かります(笑)。

(海老原)
次行きますよ、頻繁な新商品投入。


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